多汗症のボトックス治療効果と期間、デメリットや副作用

ボトックスって大丈夫なの?

わきがの原因はつまるところアポクリン汗腺やエクリン汗腺が多い人がわきがになりやすいということと、さらに加えて多汗症も原因と一つとして挙げられます。

重度の多汗症になってくると、特別な原因もないのにふとした瞬間にワキに大量の汗をかいてしまうといった「原発性腋窩多汗症(げんぱつせいえきかたかんしょう)」というれっきとした病気にもなっています。

多汗症を治療する一つの方法として、「自律訓練法」というものがあります。

これは交感神経の活性化を抑えて副交感神経優位にしていく方法で、簡単にいうとリラクゼーション効果を高めるために必要なことを行っていくj方法になるわけですが、効果を得るまでに時間を要することと、万人に通用しないケースもあったりします。

多汗症治療として現在一番手軽に行えるのが「ボトックス注射」による治療法です。「ボツリヌス療法」とも言います。


ボトックスはなぜ多汗症に効果があるのか?

注射器の写真


ボトックスの正式名称はボツリヌス毒素Aというなんとも毒々しい名前ですが、この製薬、アセチルコリンという交感神経の末端で発汗を促進させる物質を抑える役割を発揮。


簡単に言うと、皆さんが知ってるエクリン汗腺、アポクリン汗腺の活動を抑えてくれるわけです。要するに汗が出にくくなる。

汗が出にくくなれば、多汗症はもちろんのこと、わきがのニオイも抑えてくれることに繋がりますので、手軽にできるボトックス治療が効果的、というわけです。

インターネットの掲示板でも口コミが多く投稿されていますが、その評価や評判はなかなか良い印象です。


精神性発汗にも効果を発揮するボトックス

特にわきがの人に多いのが「精神的要因」。
これは一番本人が自覚しにくいのですが、本当はかなり軽度のわきがでも「こんなニオイがキツかったらもう人に会うことなんでできない」というレベルにまで考えてしまうこと。

多汗症の場合でも、シーンによって汗の出方が変わってきます。緊張していたり、また緊張していないと思っていても無意識的に緊張を感じていることで発汗したり、などです。

ボトックスをすることで、汗自体を出にくくするため、これらの状況になっても汗はかきにくくなります。

さらには、「また汗をかくんじゃないか・・・」といった恐怖心や不安な気持ちが症状を促進させていたりしますが、ボトックスをすることで、「また汗をかくようになっても注射したらいいか」と思えることで、自動的に治癒していくケースもあったりするようです。

ただし、そんなボトックスも万能ではありません。次にデメリットを見てみましょう。


ボトックスの効果が持続する期間とデメリットや副作用、トラブルなど

まず効果がいつから現れるかというと、注射を打ってすぐではなく2〜3日ほど、まれにそれ以上かかる場合もありますが、2週間ほどすると状態が安定します。やや一定の期間が必要ということ。

ボトックスを打てば「効かない」「効果がない」というケースはほぼなく、確実に臭いは抑えられるようになります。

そして効果が持続する期間は決まっていて、一般的には半年くらいが目安、長い方で1年、短い場合だと3ヶ月。これは個人差があるため、平均して3ヶ月〜半年くらいが目安。

一般的にはボトックス注射を打てば打つほどその効果の持続期間は長くなっていくとされていますが、これも個人差があります。

メリットばかりが目立つボトックス注射の治療ですが、当然ながらデメリットも存在します。

まず、効果が継続する期間が決まっているため、この期間を終えるとまた注射を続ける必要があります。

その分手間が掛かるのと、「また行かなきゃ・・・」という精神的な負担があります。

さらにコスト。継続するからにはお金が掛かります。安くても相場が大体3万円〜5万円は掛かります(安くはなってきていますが)。

ボトックス治療のデメリット

  • 効果が持続する期間が限定的
  • 継続するための精神的負担
  • 治療費が永続的に掛かる

またまれにですが、ボトックス注射をしたことで副作用が生じることもあります。

ボトックス注射の副作用

  • 注射を打った部位が赤くなって腫れた
  • 体がダルくなった
  • 脇の下の汗は減ったけど、その他部位で汗が増えた
もしこんな症状が出た場合は、受診したクリニックの医師に早めの相談をする必要があります。

また上記は一般的に考えられる副作用ですが、それほど大きな確率で起きるわけではありません。

極端に費用が安い場合は要注意
ボトックス注射は各クリニックによって費用はさまざま。受ける側としてはできるだけ安く治療を受けたいところですが…

「治療費安いから嬉しい!」という感覚になるのはちょっと違います。

注射の範囲によっても変わってきますので、一概に相場料金を出すのは難しいですが、十分な効果を得るために必要な最低費用は5万円が目安でしょう。

日本でのボトックス注射は厚生労働省が認可したアラガン社の「ボトックス」という薬剤で行うことを指します。

中には中国製や韓国製の安価な薬剤を使って極端に安い治療費で治療を行っている場合があるため、クリニック選びの際にはこのことを確認してから受診するのが望ましいと言えます。

医師の腕によっても左右される
ボトックスのトラブルや副作用は100%起こらないということは有りえませんが基本的には副作用はほとんどないとされています。

ただ、大きい病院だから安心、いつも通ってる病院だから・・・という理由でクリニックを選びたくなるのは分かりますが、大手の病院でも事故やトラブルを起こした事例はあります。

受診する前にはこれまでどれくらいの治療を行ってきたのか、事例など含めて実績の多い病院を選ぶほうが賢明です。


ただし保険適用のボトックスもあり

上記に挙げたデメリットの中で一番頭の痛い問題が費用。

けれども、文頭でも記述した多汗症の中でも重度の症状「原発性腋窩多汗症(げんぱつせいえきかたかんしょう)」であれば、ボトックスを保険適用で受けることが可能です。

ただし、一般的な多汗症の場合は保険適用になりません。原因不明の過剰な汗をかき続けている場合が前提となります。

日常生活に支障が生じるほどの脇汗がずっと続いているような場合。割合としては多汗症と思っている人の約2割が原発性腋窩多汗症に該当する結果が出ています。

必要以上に汗をかいて悩んでいる人は一度クリニックで診察を受けてみてもよいでしょう。


ボトックス治療やミラドライ、手術を提供している評判の良いクリニック

脇汗対策としては即効性もありリスクや副作用も少ないボトックス注射ですが最大のデメリットとしては効果が一時的な点。

どうせなら半永久的な効果を得たいし、できれば切開手術以外でも選択肢として視野を広げてみるのはおすすめです。私自身も電気凝固法を受けて本当に良かったと思っています。

ボトックス含めてその他わきがや多汗症対策として口コミ評判のいいクリニックをいくつかピックアップしておきます。

ガーデンクリニック(おすすめ

  • ボトックス治療:50,000円
  • わきが手術:250,000円
  • 切らない多汗症治療:300,000円
池袋、品川、横浜、名古屋、大阪梅田、福岡

20分の治療でわきがを完治させる最新の切らない多汗症治療法「ビューホット」を導入しておりこれが好評。仕組みは電気凝固法と同様です。また、通常の剪除法によるわきが手術やボトックス治療も用意しているので、予算に合わせて選択可能。

ガーデンクリニック公式HP


川崎中央クリニック(神奈川県川崎市)

  • わきが治療:300,000円
  • わきがと多汗症両方に治療:330,000円
  • 多汗症治療:300,000円
※全て切開なし

ワキガ治療をしたいのか、多汗症だけなのか、それとも両方とも全部治したいのかによってプランが用意されており、全て切らない治療法。ガーデンクリニックと同様ビューホットを導入。ボトックス治療や切開する剪除法手術も用意されています。

川崎中央クリニック公式HP


池袋サンシャイン美容外科(池袋)

  • 保険適用手術:片脇20,000円
  • ボトックス:片脇80,000円
  • 剪除法:250,000円

保険適用のわきが手術が受けられ、費用を格安に抑えることが可能。保険適用外のボトックスや剪除法、吸引法手術も行っている。
(※ただし管理人的には保険適用手術はあまりおすすめしません)

池袋サンシャイン美容外科公式HP


プレシャスクリニック自由が丘(目黒区)

  • ミラドライ:270,000円
  • ※交通費支給制度
  • ※モニター割引制度

ミラドライはどのクリニックでも30万円を超える料金設定になっていますが、ここは27万円で、さらに交通費が最大3万円もらえるため、遠方の人でも受けやすくなっています。また学割制度もあり、各種割引でかなり低価格で受けることが可能。モニター制度も導入しているので、さらに安く受けられます(詳細はクリニックに要確認)。

プレシャスクリニック自由が丘公式HP



管理人が受けたのは電気凝固法

ボトックス注射による治療も悪くはありませんが、ずっと続けなければいけないことを考えると、デオドラントを塗り続けることと同様な継続が面倒、という考えで、管理人夫婦では手術してしまおう!という選択肢を取りました。

ただ、切開手術はメスを入れたり高額であったり、ダウンタイム(腕の固定期間)を考えるとNG。

そこで選んだのが「電気凝固法」です。

ミラドライという選択肢もあったのですが、「効果が得られなかった」という口コミがあったり、手術以上に高額な料金だったことを踏まえてパス。

電気凝固法の場合はメスを入れることもなければ、料金もミラドライの半額以下で行えたのもあり、そしてなんといっても効果がとても高かったので、本当にやってみてよかったと思っています。

新宿御苑クリニックというところで施術を受けましたが、都内以外の方でも、手術でかかるコストを踏まえれば決して高くない価値があると思いました。

なにより受けてみて根本的な悩みから解消されているので個人的にはとてもおすすめです。院長先生曰く、最近人気も上がってきているとのことでした。

一度無料カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。

新宿御苑美容クリニック

  • 両脇40分ずつ:150,000円
  • 両脇60分ずつ:200,000円
  • 両脇160分ずつ:250,000円

毛穴に1本ずつ針を通して電気を流すことでアポクリン腺を焼き尽くし、元から汗を断つ治療方法。管理人も夫も2人で受けました。100%ではないですが、汗が出るのはもちろん、ニオイがかなり取れて今までの悩みが解消してとても喜んでいます。個人的に口コミでおすすめした人もたくさんいて、評判も上々。

新宿御苑美容クリニック公式HP