もしかして手術に失敗してる?術後に見られる症状

手術に失敗して傷跡が残ってしまった写真

出典:http://www.nihonbashi-ps.jp/


手術(電気凝固法)を受けた管理人夫婦なら分かることでもあるのですが、わきが手術を受けたあとに不安になる要素がいくつかあります。

ワキガ手術は脇の下にあるアポクリン汗腺を除去するのがメイン。ちなみにエクリン汗腺や皮脂腺については除去の対象ではありません。

これからワキガ手術をしようかどうかと悩んでいる人がまず不安要素として考える代表的なものとして挙げられるのは、
  • 切開して何かしらの手術失敗に繋がるのではないか?
  • 本当にアポクリン腺を全て取り除けるのか?
  • 術後の合併症など発症しないか?
  • 手術して本当に臭いが取り切れて悩みから解放されるのか?
  • お金の心配や問題
  • 副作用は無いのか?

などではないでしょうか?

アポクリン腺豆知識
アポクリン腺は除去してもなんら人体への影響はなく、観戦機能が停止するなどの副作用が発症することはありません。元々原始の時代にいわゆる異性へのアプローチとしてその人体固有の匂いがメインだった頃の名残りだと言われています。
これらの心配ごと、悩みや不安について、事前に知っておくことで手術が失敗なのかどうかがある程度判断できるようになります。

気になるポイントについてまとめてみました。私も実際に電気凝固法手術を受けていますので、その時に経験から術後直後とその後についてどうだったのか、そこから書いてみます。


わきが手術を行った直後とその後の症状

手術直後

  • 今までかいていた汗がグンと減少する
  • ニオイがほぼしなくなり無臭に近くなる

術後3ヶ月〜半年後

  • 汗が普通に出始める
  • ニオイが復活してきたように感じる

この手術直後と数カ月経過後では、明らかに変化を感じる人が多いようです。実際に私もそうでした。

まず原因として挙げられるのが、術後は汗腺(アポクリン腺)がダメージを受けているので、ワキガ臭の要因となる汗自体が出にくくなっています。

つまり、汗腺に傷を受けて発汗作用がうまく機能していない状態、ということ。

しかし、その後汗腺の傷も癒えていくことでだんだん発汗が促されていくため、術後に比べて「あれ?復活してきたんじゃ・・・」と感じやすくなります。

ただし、これはある意味正常な働きで、むしろ体の機能がちゃんと働いているという認識が正しいと言えます。


エクリン腺は残っていることが多い

手術で除去されるのは主にアポクリン腺が対象。

わきがに詳しい人ならだれでも知っているニオイの原因、アポクリン腺とエクリン腺から出る汗が混ざり合ってニオイに繋がっているわけですが、体温調整機能を持つエクリン腺は手術で取り除かれないケースが多いようです。

傷が癒えたあとのアポクリン腺から汗が出れば、当然エクリン腺と混ざってニオイが復活したりすることがあります。

ただし、予想以上にアポクリン腺の除去が行われなかった、つまりその病院の先生の技術による問題ですが、この場合はその後ワキガの臭いは当然復活してしまいます。


手術を受けた病院の技術によることが大きい

どこの病院でも、受け持ったわきが手術に対しては一定の技術力で取り除くための施術をしていますが、仮に皮弁法などの手術を受けても100%アポクリン腺を除去するのは難しいのが一般的な模様。

アポクリン腺はワキだけではなく胸のあたりまで広がっている人もいるので、そこまでアポクリン腺が広がっている場合には除去できません。

仮に胸まで広がっていない場合でも、目視で100%取り除くことが出来ない場合も少なからずある模様。

この結果、「手術失敗してるじゃん!!」という認識になりがちな部分ですし、患者的にそう感じてしまうのは当然ではありますが、病院側が事前にそのことを伝えているかどうかも大きな鍵となります。

わきが手術の一番難しいところは、「実際に脇を開けて、目視で確認しないとどこまでアポクリン腺が広がっているのか分からない」という部分にあります。


ほとんどの場合汗もニオイも減少している

ワキガで若い頃から悩んでいる人の場合、自分のニオイに対して敏感になっていることが多く、少しのニオイを感じても敏感に反応します。

本当はニオイ自体かなり減少していても、「手術をした」「高額な料金を払ったのに」という意識が、手術失敗、という認識になっている場合もあります。

ただ、ほとんどの場合、仮に臭ったとしても、制汗剤でほぼ抑えられるレベルになっていることが多いと言えます。

「手術したのに制汗剤付けないといけないのか!」

という思いも至極当然ではありますが、現在のわきが手術には100%完治はない、という認識で受けたほうが良さそうです。

もちろん100%ニオイが無くなる方もいますが、ワキガの人はリスクを冒すことが前提となる手術を自ら決意するほど「自分はワキガだ」というマイナスの感情に支配されているケースも多々あります(私もスゴくよくわかります)。

このケースの場合、もうほとんどワキガ臭は解消しているにも関わらず、ちょっとの臭いや、そもそも臭いは発していないのに「手術がうまくいかなったのか」とやや被害妄想的な環状になったり、精神的に落ち込んでしまったりする場合も非常に多くあるようです。


実際に手術が失敗しているケースもあり

だからといって、ワキガを諦めるのではなく、手術をすることでかなり軽減されるケースがほとんどなので、ダウンタイムなどのデメリットを除けば、わきが手術がもっとも治療できる可能性の高い方法であることは間違いありません。

けれども、実際に手術に失敗している症例もたくさんあるようです。

再手術(修正手術)症例の写真


  • 汗腺をしっかり取りきれていない症例
  • ミラドライの効果が全くなかった症例
  • 手術範囲が狭くて取り切れていない症例
  • 術後の合併症が起こっている症例
  • レーザー治療で効果がなかった症例

などなど・・・

実際に手術を受けたはいいけど、医師の技術力に問題があったり、そもそも病院自体があまり適切ではない施術を行っていたり、なかには保険適用で意図的に手抜き手術を行う病院もあったりするのが現実。

手術を受ける際には、「病院だから大丈夫」とか「ここは大きい病院だしいつもお世話になってるから」など、主観性のみの考えでで客観的事実がほぼ加味されていない状態で手術に臨むのはかなりリスクが多いということを心がけておいたほうが良いでしょう。

  • 本当にこの病院で大丈夫か?
  • 実績はどうなのか?
  • 満足度はどうなのか?
  • アフターケアはどうなっているか?
  • 万が一術後の合併症が起た場合の対応は?

など口コミや評判をできる限り集めて客観性を高めておくのも大切です。

後戻りはできませんからね。


わきが手術後の後遺症で考えられること

そもそも臭いが取れなかった
これは今まで挙げたとおり受けたクリニックの医師が失敗しているパターン。アポクリン腺を完全に除去できなかった場合に起こります。

術後臭
手術でわきが自体の臭いや汗はなくなったのに、術後特有の異臭が出る、と訴える人がいるようです。焦げ臭さや粘土的な臭いがするとのこと。

異常な暑がりになる
術後しばらくしてから体中が火照ったり、脇以外の箇所から異常な汗が吹き出したりする。

術後合併症
粉瘤(ふんりゅう)ができる場合があります。これは手術が原因で皮膚の下に袋状のデキモノができる現象。本来新陳代謝で剥がれるはずの古い角質が溜まってしまう状態です。またこの粉瘤が原因で腫れや膿が出て治らず、ケロイド状になったりします。

色素沈着
手術で脇の下を強くいじったせいでメラニン色素が増大し、他の箇所よりも皮膚が厚くなって黒ずんだ状態に。

後遺症というよりは、手術の失敗や医師の技術不足で引き起こされることがほとんど。ただし、1〜3の症状は精神的な部分の原因が強いとも言われています。


管理人が受けた電気凝固法の場合

私達夫婦が受けた電気凝固法の場合、仮に100%完璧な皮弁法と比較した場合の効果は80〜90%くらいかな、と勝手に妄想しています(皮弁法を受けてはいないので)。

ただし、受けた理由としては、
  • 切らなくても済むためダウンタイムがゼロ
  • 術後のリスクや失敗、後遺症がない
  • 料金的にも切開手術より安い
これらメリットが大きいと感じて手術を決めました。また受けてとても良かったと思っています。

確かに一度だけだとニオイが復活している感じがしましたが、二度の治療を受けたことで、相当な軽減になっています。

また、もし「軽減だけでは納得出来ない」という場合も、何度受けても身体的リスクはほぼないので、金額的な敷居を除けば、完治するまで受けられる、という部分もメリットとして挙げられたりします。

気になる方は、一度無料カウンセリングを受けてみるのがおすすめです。

新宿御苑美容クリニック

  • 両脇40分ずつ:150,000円
  • 両脇60分ずつ:200,000円
  • 両脇160分ずつ:250,000円

毛穴に1本ずつ針を通して電気を流すことでアポクリン腺を焼き尽くし、元から汗を断つ治療方法。夫婦で受けました。切開しないので跡が残らないのはもちろん、ダウンタイムや後遺症などのリスク、副作用も全く心配ないので、慎重な方ほどおすすめ。

新宿御苑美容クリニック公式HP



まとめ

手術によって臭いが無くなれば、こんな嬉しいことはありません。わきがの人なら誰しも夢見ること。私もそうでした。

後遺症や副作用が出ることはめったにありませんし、手術に失敗して脇の下がぐちゅぐちゅになってしまうことも、現在の医療では確率的にとても低いと思います。

でも手術をする前に一番考えておきたいのは、跡が残るかもしれない可能性も含めてそういったリスクがゼロではないということをしっかり自分自身が受け止めているかどうかではないでしょうか。

リスクや危険性はできるだけ避けたい、できれば切りたくないと思っている場合は、切開手術を即選ぶのではなく、先に紹介した電気凝固法や湘南美容外科のレーザーデオドラント(1mmの穴を開けるだけ)も検討してみて下さい。

湘南美容外科のわきが手術詳細

効果は切開手術に比べてやや下がる可能性がありますが、リスクも同時にかなり下げられます。


いろいろな方法を自身で学びながら、お金、効果、リスクの面でベストな選択肢を検討してみましょう。

後悔のないように。